5月2日に鴨川シーワールドに行ってきた。
行き帰りの大渋滞は別として、鴨川シーワールド自体は特に行列ができるわけでもなく、イルカやシャチやアシカのパフォーマンスを最後列で見ても十分楽しめるし、珍しい海の生き物を間近でみることが出来て、かなりお勧めの場所であると思った。
4種類のシアター形式の施設で、シャチ、イルカ、アシカ、ベルーガのパフォーマンスを見ることができる。パフォーマンスと言っているのはジャンプしたり、輪をくぐったりする、あれのこと。
まず、シャチを見に行く。30分前に行くともうぎっしり満員。最後部の手すりのところで立って見物。シャチが4匹悠々と泳いでいる。なんといってもその大きさに驚き。デカっ! 海で最強の動物だそうな。隣のプールにも4匹くらいいる。たぶん、交代で芸をするのであろう。パフォーマンスが始まった。トレーナーを背中に乗せたり、腹に乗せたり、丸太乗りのようにくるくる回りながら乗せたり。
イルカの仲間だから知能も高いのだろう。続いて大迫力のジャンプ。シャチのジャンプはものすごい迫力。前から6,7列くらいはびしょ濡れになる。
鴨川シーワールド
次はイルカ。こちらもぎっしりだったので横で立ってみる。先にシャチを見てしまったので、小さいというかなんかものすごく軽い感じに見える。体重が軽いのでシャチと違って体長の何倍もジャンプすることができる。次いで、アシカのパフォーマンス。こちらも最後列だが、十分楽しめる。4匹のアシカがお父さん、お母さん、兄、妹の4人家族の想定で、トレーナーが台詞をつけながらアシカにいろいろな芸をさせるのだが、よくできていて笑えた。
最後にベルーガ。ベルーガもイルカの仲間で北極海に住んでいる。こちらは室内の施設で水中でのパフォーマンスである。ジャンプとかそういうことはしない。寒いところに住んでいるので、ベルーガの体には脂肪がついていてぷにょぷにょやわらかいのを見せてくれたり、目隠しをして輪をくぐったり棒を回ったりすることで超音波を発して探索する能力を実証したり、二匹の片方だけに指示をだすともう片方にも伝わって一緒に芸をすることでコミュニケーション能力を見せてくれたりする。科学番組風で興味深かった。小学校低学年以下はちょっとつらいかも。
鴨川シーワールド
施設でのパフォーマンスとは別に、いくつかの飼育場所ごとに餌やりタイムがあり、トレーナーが餌をやりながらその動物について解説してくれる。トドとセイウチを見た。トドの餌はアジ、ししゃも、セイウチもアジとししゃもだがイカのげそも喰っていた。セイウチは雄も雌も牙が生えるのだそうだ。子供のセイウチがいたが生まれた時にすでに50Kg、いまでは300Kgだそうな。雄のセイウチは1トン以上だそうだ。セイウチのひげは意外と固くて、ゆでていないスパゲティくらいの固さだそうだ。
イルカのプールがあって、人なつこいイルカがすぐそばでこちらをちらちら見たり、ぷかぷか浮いていたりする。おかげで信じられないくらい近くで見ることができる。手を伸ばせば触れそうな近さだ。
鴨川シーワールド
鴨川シーワールド
他にもペンギン、ペリカン、アカウミガメのコーナーがあるし、それらとは別に、いわゆる普通の水族館があっていろいろな海の生き物を見ることができる。GWだったこともあり、少々疲れて全部は見られなかった。見るところがたくさんあり、なかなか良いところだなと思った。