CyanogenMod 4.2.7.1 をベースにして各種の改良を加えた至れり尽くせりのカスタムROM、 WG-Build 8 CM 4.2.7.1, 10mb RAM+, New A2SD, ZipAlign, GApps, FAST が最近リリースされ、導入した人も多いであろう。
さて、ChangeLogに気になることが書かれていた。
* Uses GPRS Class 12 (regular US EDGE/GPRS is class 10) plus faster HSPA (props to Stimpoff)
はて? 無線部分を触らないのに GPRSのクラスが変わったり、HSPAが速さが変わったりするとは、どゆこと? 答えはこのスレッドにあった。
Easy way how to improve 3G(2G) troughput
なんでも、/system/build.{trout.sapphire}.prop を編集して、
ro.ril.hsxpa=2
ro.ril.gprsclass=12
としておくと、GPRSがClass 12になり、HSUPAが有効になるのだそうだ (真偽は不明) 。おお、これはひょっとすると HT-03Aでも有効なのではないだろうか。なにしろベースとなっているHTC MagicはHSUPA対応なのだから。GPRSの方は日本では関係ないけどね。ちなみにHT-03AのオリジナルROMでは、ro.ril.hsxpa の値は 1 だった。
というわけで、速度を測定してみることにした。DoCoMoのHSUPAのエリアは都内の限られた場所しかない。今回はちょっと寄り道して蒲田駅で測定した。(DoCoMoのエリアマップでは蒲田駅周辺で利用可能になっている。)
測定に使用したのは、Speedtest というアプリ。
結果は、残念でした。アップリンクが速いどころか、やや遅かった。(画像の一番上が自宅。2番目以下が蒲田駅ホーム)