Google が Wifiを使った位置情報サービス用のデータベースからのオプトアウト方法を発表しました。
Google、WiFi AP位置情報データベースからのオプトアウト方法を公表。SSIDの改名を求める
Googleによる説明が以下のページに書かれています。
http://maps.google.com/support/bin/answer.py?hl=en&answer=1725632
Engadgetの記事の最後に書かれているように、スマフォやポータブルWiFiのSSIDは、_nomap をつけてオプトアウトしておくとユーザにとってもGoogleにとっても良いような気がします。
以前、Android端末が収集している位置情報について書きましたが、 Android端末は位置情報をCacheファイルに収集して持っています。
Android Location Cache Viewerを使って見てみると、自分が居るはずのない場所のWiFiアクセスポイントの信号を拾っていることがわかります。(このアプリはルート権限が必要です)
右の画像は、今、端末内のCacheデータを見てみたところですが、首都圏の私が最近行ったことのない場所のデータもありますし、大阪のデータもあります。なぜか、フロリダのデータもありました。Googleのデータベースのエラーだと思いますが、ひょっとするとポータブルWiFiのたぐいなのかなあと思ったりもします。
CacheファイルにはMACアドレスと時間と位置情報が書かれています。(画面のアイコンにタッチするとMACアドレスと時間がわかります)なので、このMACアドレスとこの時間に遭遇したのかもしれないなあ、などと思うわけです。
で、いろいろ考えるとスマフォのテザリング時のSSIDやポータブルWiFiのSSIDはオプトアウトしておいた方がいいかもしれないなあ、と思いました。