Drupal のモジュールの中に weather というのがある。世界各地の天気を取得して表示するモジュールだ。これをMonchanの旅行記で使ってみた。
weatherモジュール自体は指定した場所の天気を表示するが、Locationモジュールと組み合わせることにより、各ノードに割り当てられた場所の天気を表示することができる。つまり、表示しているノードごとに異なる場所の天気を表示できるわけだ。
天気の情報はMETARという世界中の空港が発する気象情報を使っている。METARのコードは世界気象機関というところで決められているそうだ。
実際のデータは、http://weather.noaa.gov/ から取得している。その場所の天気といっても各地の空港が発するデータなので空港名や空港の所在地が表示されてしまう。かならずしも都市名が表示されるわけではないのでちょっとわかりにい。
Weather モジュールはインストール時にMETARのコードをデータベースに格納する。名称がわかりにくいものは自分で直してしまえばよい。
LocationモジュールはGMAPモジュールと組み合わせて使うことができる。各ノードの場所属性を指定する際に、Google Mapを表示し地図上をクリックすることでノードの場所の緯度と経度が設定されるようになっている。
このとき周辺に空港がたくさんあると思わぬ場所がWeatherモジュールによって選択されてしまう。空港といっても著名なものだけでなく、軍用やヘリポート、その他、METAR情報を発信しているところはいろいろあるらしい。そんなときは最寄りの国際空港などを探し、空港そのものをノードの場所属性として指定してしまえばよい。