普段、音楽を聴くのにWindows Media Playerを使っている。理由は、NapsterのDRMが付いた曲を聴けることと、last.fm のScrobblingが可能なことだ。NapsterからダウンロードしたDRM付きの曲はWindows Media Playerでなければ聴けないと思っていた。
ところがDRM付きのWMAでも再生できるプレイヤーがあった。Songbird である。さらにlast.fmのScrobblingにも対応している。SongbirdはGeckoを使ったメディアプレイヤーで、あちこちFireFoxに似ている。
これはいいかもしれないと思って使ってみた。フォルダーを指定してライブラリーを作成するところまではうまくいった。ただ、大半の曲をWAV形式で持っていてタグ情報が無いので、アルバム名、アーティスト名がわからなくなってしまう。これはどのプレイヤーでも同じなので仕方がない。
ただ、その後にライブラリを整備していくところの使い勝手の点がいまいちだと思った。曲を選択して、ネットのDBを使ってアルバム情報を検索する機能が無い。この機能が無いのはかなりマイナスではなかろうか。tagger というAdd-onを使うとファイルパスから判断して、アルバム名、アーティスト名を付けることができることはわかった。アルバムアートを取ってくるAdd-onはいくつかあるようだが、自動タグ付けしてくれるAdd-onが無いようだ。
また、同じ曲(WAV形式)をWindows Media Playerと聴き比べてみたが、WMPの方が音がいいように思える。