前から行きたいと思っていた森戸川沿いの林道に行きました。朝早く行ったのですが、午前7時30分頃、県道311号線の川久保交差点にあるコインパーキングは満車でした。仕方が無いので長柄交差点近くのコインパーキングにとめてそこから歩きました。
林道に入ってしばらくすると大砲レンズを三脚に載せてずらっと並べたマニアな方々が数人いてびっくりしました。そういうことかっと思いつつ、おそるおそる「何を撮りにいらしたのですか?」と聞くとサンコウチョウとのこと。へーっと思いなんとなくどこかのブログで見たその姿を思い出しながらその場でしばらくぼーっとしていると、数分で一羽のサンコウチョウが飛んできました。一斉に響く連写のシャッター音。私も便乗して撮りましたが薄暗い場所でなかなかいい写真が撮れませんでした。
ほとんどシルエットだったのですが加工で明るくしてあります。彼らの話を横で聞いていると、どうやら近くに巣があってそれでこの場所で待ち伏せしているようです。中のお一人が「1時間に一回かな」と言っていましたが、30分ほどの間にもう一回やってきました。
その場はお別れして奥へ進むことにしました。なんとなく撮り鉄を思い出しましたが、機材に金がかかる分、年配のおじさんが多いようです。それ以外にも野鳥カメラマンはいっぱい来ていて新鮮な驚きでした。若い人もいたし、女性もいました。途中、ハイキングのおばさんに「みんな、何撮ってるの?」と聞かれましたが、普通のハイキングの人からは少しばかり話しかけにくい雰囲気はあるようです。
何人かと会話しましたが、いろいろ教えてもらえて助かりました。ある人が、すぐそこでオオルリ撮ったんだよと写真を見せてくれたので、その場所でじっと待っていたら本当にオオルリがやってきました。
彼らは鳥を見つけてからシャッターを切るまでが本当に速い。やっぱりいいカメラといいレンズが欲しくなってきました。
オオルリは雄も雌も何度かやってきました。
オオルリの雄はもっと鮮やかな青に撮れた写真もあったのですがボケていたのでボツです。撮れた写真もISO感度を上げすぎたのでざらつきがひどいです。薄暗い場所で手ぶれがひどかったのでISO感度をAutoではなく固定にしたのですが、よくわからず数値を上げすぎたのは反省点です。それでもシャッタースピードは1/200だからなあ。明るいレンズがいいなあ。
オオルリの雌は最初、茶色いということを知らずにヒタキ類の何かかと思って悩んでいたのですが、何のことはない、つがいの雌なのでした。同じ場所でほぼ同じ時間に撮ったのですからね。その場所によく現れたので巣が近くにあるのかもしれません。
ISO感度についてはAutoの場合の上限値が1600になっていて、その値は変えられることも今になって知りました。
それから、ファインダーを買ったので今回から使ってみました。やはり狙いやすさが全然違います。これはほんと買って良かった。