野鳥ファンにとってはカモメで有名な銚子漁港に行ってきました。あとで調べてわかったのですが、銚子漁港というは日本一の水揚げ量を誇る漁港なのですね。とても広くて大きくて、普段見慣れている漁港のイメージとはかけ離れていました。第二漁港などは埠頭を大型トラックが魚を積んでがんがん行き交っており、車の邪魔にならないように気をつけなければなりませんでした。
帰りに白鳥を見に行くことにしていたので、お昼頃に第二漁港の近くから歩き始めて、第三漁港まで行くのが精一杯でした。第二漁港近辺では埠頭から100mくらい沖にある堤防にずらりとカモメが並んでいます。かなり距離があって識別が難しいですし、良い写真を撮るのも難しいです。ほとんどがセグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ユリカモメです。
例えば、カナダカモメを見たいなと思ってその場で探そうと思ったら、フィールドスコープが必要だと思います。フィールドスコープを持ってカモメ観察している人もいました。こういう場所ではデジスコが威力を発揮するのだなと思いました。
しかたがないので、対岸の堤防の上は適当にバシャバシャ撮って後で見ることにして、もっぱら近くの海の上や飛んでいるカモメを狙うことにしました。
セグロカモメとカワウ ー 銚子漁港
たまに埠頭にやってきて魚をあさっているカモメがいるのでそういうカモメを見つけると近くで撮ることができます。
ろくにカモメの下調べもせずに来ているので、何がなんだかわかりません。ただ、下調べというより、実際にたくさんのカモメを見る経験を積まないとあのような状況で見たいカモメをその場で探すというのはつらいと思います。初心者には早すぎたのかもしれません。あとで写真を整理するときに図鑑などを見ながら識別していますが、セグロカモメとオオセグロカモメは特に若い個体の場合はわからないので、えいやでどちらかにしています。
銚子のカモメについてはこのサイトが詳しいです。何度も見て参考にしました。
http://mituyubi.com/index.shtml
そうは言ってもなんか変わったの写っていないかなーと思ったら、ミツユビカモメが撮れていました。撮ったときにはまったく気がつきませんでした。
第三漁港まで行くと、カンムリカイツブリがいました。けれど、ちょっと距離があってうまく撮れません。水辺の鳥は難しいなあ。
飛んでいるカモメは実にかっこいいですね。
漁船が魚を水揚げしているそばには沢山のカモメが飛んでいるのですが、たまにこぼれた魚が手に入るらしく、カモメやカワウで壮絶な取り合いになる光景がよく見られました。
とても楽しかったのですが、撮っている最中は、カモメなんてどれも同じやん、とすぐ飽きてきます。カモメの種類が識別できるような経験とそのための道具があればもっと楽しいかと思います。