184の代わりに#31#を付けても発信者番号非通知になる

携帯電話から、電話番号の前に、#31#をつけて電話をかけてみる。すると、発信者番号が通知されなくなる。また、*31#をつけて電話をかけると発信者番号が通知される。日本の184、186と同じだが、これらのコードは世界共通のものだ。

携帯電話には、転送でんわ、キャッチホン、発信者番号通知・表示などのネットワークサービスがある。これらはGSM(3GPP)の規格として決められているものだ。これらのサービスはそれぞれ、Call forwarding (Call deflection), Call waiting, Calling Line Identification presentationなどと呼び、いわゆるネットワークサービスのことは、supplementary services という。

実は、GSM/3Gではこれらのサービスの設定のために共通のコードが定められている。たとえば、Call waiting(キャッチホン) の設定状況を調べるには、待ち受け画面から、*#43# と入れてから、発話キーを押せばネットワークに問い合わせに行く。ドコモも世界共通の3Gネットワークなので全部ではないが対応しているので、この場合なら「キャッチホン未契約です」などと返ってくる。

ドコモでは他にも、*#31# (発信者番号通知の設定確認), *#351#(国際ローミング中の着信規制の設定確認)が有効だった。その他のコード、たとえば *#21* (転送電話の設定確認)を入れると問い合わせには行くが「操作内容をご確認ください」と返ってくる。

詳細なコードは、supplementary services code などで検索すればたくさんある。たとえば、GSM Feature Codes というページにも出ている。

だからどうなのだ、っていうようなことで、まあお遊びの一種ではある。

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