Nexus One の 2.2.1へのアップデートで Universal Androot は使えなくなったらしい

Universal Androot (1 click root) は、Androidのカーネルの脆弱性を突くことにより、多数の機種で簡単にルート権限を取得できるツールでした。しかし、先日の Nexus One の Update にてカーネルが修正され、Universal Androot は使えなくなったようです。( 参考: Nexus One FRG83のroot )

今回の Nexus Oneの Update では、Androidのバージョンが 2.2.1 になり、ビルド番号が FRG83 になりました。カーネルが修正されたのは、以下の記述によると8月上旬のようです。

http://code.google.com/p/cyanogenmod/issues/detail?id=1923

今後、発売される Android端末は修正されたカーネルを使用し、Universal Androot が使えなくなっていると思います。

ところがところが、”rageagainstthecage” という手法があり、これだと FRG83 に対しても有効なのだそうです。恐れ入りました。(記事を読んだだけで全く検証はしていませんので、何かあっても私は知りません)

http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=792016

Universal Androot の基になっているハックを調べてみたのですが、去年の4月にはすでに指摘されていたのですね。いやはや。

というわけで、root権限取得に関してはまさにいたちごっこ、終わりがありませんね。

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